親子で受け継ぐ、夏の楽しみ
毎年この時期になると、
クワガタやカブトムシを探しに行きたくなります。
懐中電灯を構えて夜の森に入っていくのは、
子どもの頃から変わらない夏の楽しみです。
思い返せば約30年前、クワガタが採りたくて
親にお願いして夜の森へ連れて行ってもらい、
ワクワクしながら歩き回ったものです。
そして今、その頃の自分と同じ年齢になった息子が、
クワガタやカブトムシに夢中です。
「父ちゃん、今日も行くよ!」
そんな一言で夜の森へ向かうたびに、
昔の自分とそれに付き合ってくれた親のことを思い出します。
ここ数日も何度か採集に出かけ、
ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ、コクワガタ、アカアシクワガタ、
そしてカブトムシなど、たくさん採れました。




大喜びで虫かごをのぞき込む息子の姿を見ていると、
昔の自分を見ているような気持ちになります。
私自身、子どもの頃は親に色んな場所へ連れて行ってもらい、
やりたいことにはとことん付き合ってもらいました。
だから今は自分が親として、子どもの「やってみたい」に
たくさん付き合ってあげたいと思っています。
我が家流:ゆるいクワガタ採集
私は昆虫採集のために遠方まで出掛けたり、
高価な採集道具を揃えたりするタイプではありません。
あくまでも「親子で気軽に楽しめる趣味」として、
無理のない範囲で楽しんでいます。
今回は、そんな我が家流の
ゆるいクワガタ・カブトムシ採集のコツをご紹介します。
①山奥まで行かなくても大丈夫
まず意外かもしれませんが、クワガタやカブトムシは
山奥まで行かなくても採れる場合が多いです。
自然公園のハイキングコースや、近所の神社の裏山などで十分。
種類にこだわらなければ何かしら採れて、十分楽しめます。
②一番のコツは昼間の下見
親子でクワガタ採集を楽しむ上で、
私が一番大切だと思っているのは、
夜になってからいきなり探し始めないことです。
昼のうちに一度森へ入り、
樹液が出ているクヌギやコナラの木を探しておきます。

夜になってから暗い中で樹液の出る木を一から探すのは大変ですが、
予め場所が分かっていれば、その木を順番に回るだけです。
「クワガタを探す」というより、
「昼に見つけた採集ポイントを巡る」という感じです。
これなら効率良く採集でき、夜の森に長居せずに済みます。
さらに、昼間に一度森を歩いておけば、
地形を把握できるので夜の森歩きを安全に行えます。
プロの昆虫採集家であれば、夜通し森を歩き回ることもあるでしょう。
でも親子で楽しむ昆虫採集なら、一番大切なのは安全です。
無理をせず、短い時間でも自然の中で生きものと出会う喜びを味わう。
そんな夏の思い出を、今年も親子でたくさん作っていきたいと思います。


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