琵琶湖で自然遊び ~水路で魚捕り~

水路を泳ぐハス 自然と暮らす

民家のそばにも豊かな自然

前回まで湖畔を歩いていましたが、

今回は民家のある方へ足を延ばしてみました。

さすが琵琶湖周辺です。

住宅のすぐ横を流れる水路も水がきれい。

アユやハスなど琵琶湖らしい魚が

たくさん泳いでいます。

通りすがりのおばあさんが

「今の時期は琵琶湖から色んな魚が水路へ上ってくる」

と教えてくれました。

子ども達も「捕まえたい!」と大興奮。

さっそく網を持って挑戦です。

昼の魚採りは難しい

ところが、魚はとても素早く、

網を近づけても一瞬で逃げてしまいます。

見えているのに全然捕まらない。

そのうち夕方になってしまい、

一度宿へ戻って夕食を食べることにしました。

宿は水路のすぐ近く。

夜になったらまた来ることに。

人間と同じで魚も夜は眠るので動きが鈍り、

昼間よりずっと捕まえやすくなるはずです。

子ども達も今日だけは少し夜更かし。

夜11時頃、もう一度水路へ向かいました。

懐中電灯で照らすと、

昼間と変わらずたくさんの魚。

でも動きはずっと鈍く、思ったとおり!

昼間はあれほど手こずった魚が簡単に捕れます。

アユ、ハス、アブラハヤ…。

短時間で色々な魚を観察できました。

水路で捕ったハス
<ハス> コイの仲間としては珍しい完全な肉食性の魚。独特な口元をしている。
水路で捕ったアユ
<アユ> 琵琶湖では3~8月にかけて流入河川を遡上するものと、湖に留まるものがいるらしい。
水路で捕ったアブラハヤ
<アブラハヤ> 低水温を好むため、普通は川の中流から上流に生息している。

ハスを食べてみる

「これ食べてみたい!」と子ども達。

せっかくなので、少し持ち帰ることにしました。

アユは普段から食べる機会があるので、

まだ食べたことのないハスに決めました。

翌日、保冷剤で冷やしながら家まで持ち帰って塩焼きに。

どんな味なのか…、家族みんな少しドキドキです。

食べてみると臭みのない美味しい白身。

「お店で売っている魚みたい!」

子ども達も驚いていました。

ハスの塩焼き
ハスの塩焼き。食べる前に写真を撮るのを忘れていました…。

食べ物を自分で手に入れる体験

子ども達が驚いたのは、

ハスが美味しかったことだけではありません。

野外の水路で自分たちが捕った魚が、

お店で買う魚と変わらない美味しさということです。

普段、魚はスーパーで買うもの。

そんな感覚が少し変わった子ども達。

もちろん、毎日食べ物を自分で捕るのは

現代社会では一般的ではありません。

ただ、自分で自然の中から食べ物を得ることは、

思っていたほど難しくないと気付いたようです。

単に買い物からの「いただきます」ではなく、

食べるまでの過程を全て自分で担うという

良い経験ができました。

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