湖畔を散策
前回に続いて、琵琶湖で見つけた自然のお話です。
湖畔を歩いていると、つい景色ばかり眺めてしまいます。
広い湖に吹く風。ゆっくり打ち寄せる波。
それだけでも十分気持ちいいのですが、
水辺にはもう一つ面白い世界があります。
それは足元。
水辺には流されてきた様々なものが集まります。
流木や貝殻はもちろん、生きものの骨が見つかることもあります。
そこで子ども達と一緒に、足元をよく見ながら歩いてみました。
次々と見つかる骨
「あった!」
最初に見つけたのは、大きな魚の骨です。
おそらくコイでしょうか。

さらに歩くと、今度は哺乳類の脚の骨らしきものを発見。
キツネなのか、タヌキなのか、それともシカなのか…。
私には種類までは分かりません。
次に面白かったのが、小さな下あごの骨です。

形はシカにも似ていますが、かなり小さいので別の草食動物かもしれません。
他にも、中が空洞になった軽い骨がいくつもまとまって落ちていました。
脊椎の骨らしきものもあり、おそらく大きな水鳥がここで命を終えたのでしょう。
こうして歩いているだけで、次々と骨が見つかりました。
最高のお土産
見つけた骨を並べて、息子は夢中で写真を撮り始めました。
使っているのは、誕生日にプレゼントしたデジカメです。
気に入ったものを何枚も撮影し、とても満足そうでした。

「これ持って帰りたい!」
もちろん、その気持ちはよく分かります。
十分乾いている骨をいくつか選び、袋に入れて持ち帰ることにしました。
帰宅後は漂白剤に漬けてきれいに洗い、天日干し。
乾いた骨は棚に飾られました。
旅先では特産品をお土産に買って帰ることがあります。
それを見るたびに、旅の思い出がよみがえります。
今回持ち帰った骨も、我が家にとってはそんな特産品の一つ。
お店では買えない、世界に一つだけのお土産です。
足元にも広がる楽しさ
水辺を歩くとき、つい景色ばかり見てしまいます。
でも、少しだけ足元にも目を向けてみると、
そこにはまた違った世界が広がっていました。
子ども達にとっても、水辺での楽しみが一つ増えた一日でした。
これから我が家で水辺を散歩するときは、
景色だけでなく足元もじっくり観察する時間が増えそうです。
面白いものって案外すぐ近くに、
足元なんかに落ちているのかもしれません。


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