砂丘が出てくる絵本
毎晩、寝る前に娘に絵本を読んであげるのが日課になっています。
娘のお気に入りの一冊が「こんとあき」という絵本。あきという女の子が「こん」というきつねのぬいぐるみと一緒に、砂丘のある町まで旅をするお話です。
絵本には広大な砂丘が出てきて、その向こうには海があります。「これどこ? 行ってみたい」と言う娘。絵本の中では具体的な地名は出てきませんが、砂丘の向こうに海が広がる景色は、鳥取砂丘に似ています。
子どもたちが見たいもの、やってみたいことはできるだけ叶えてあげたいものです。そんなわけで、娘を連れて鳥取砂丘へ行くことにしました。
絵本と同じ景色!

当日は快晴。
砂丘の入り口に立って、見渡す限りの砂丘を見て、「絵本と同じ!」と嬉しそうな娘。
実は、鳥取砂丘には以前にも来たことがあります。ただ、その頃の娘はまだ歩けないくらい小さかったので、自分で砂丘に立つのは今回が初めてです。
息子にとっても、砂丘を訪れるのは久しぶり。彼はよく憶えており、「あの向こうが海のはず!」と叫んでいます。二人とも楽しそうに、砂丘を登り始めました。
砂丘の頂上までたどり着くと、眼下には青い海が広がっています。子どもたちは、海の方へ一気に駆け下りていきました。

砂浜では貝殻を拾ったり、波打ち際で遊んだり。特別なものがあるわけではなく、ただただ広い砂丘と海。天気が良くて思いきり走り回れる場所があるだけで、子どもたちは十分楽しめるものですね。

砂丘で暮らす生きものたち

今回は砂丘なので、生きものとの出会いはあまり無いかなと思っていました。
でもよく見ると、わずかに生えている草の周りや物陰に、バッタやアリジゴクがいました。アリジゴクはウスバカゲロウ類の幼虫で、乾いた砂地の物陰によくいる生きものです。砂地にすり鉢状の巣を作って餌となる小さな虫が落ちて来るのを待ちます。
広大な砂地が広がる一方で、限られた環境を利用して生きものたちが暮らしています。生命のたくましさを感じました。


大きくなった娘
楽しい時間を過ごした後は行きと同じように、帰りも砂の山を登って向こう側にある出口まで歩かなければなりません。途中で「疲れた」と言い出さないか心配でしたが、二人とも体力が有り余っているようで、元気に歩いて帰れました。

特に感心したのは、娘が自分で最後まで歩き切ったことです。前回来た時は、まだ歩くことも話すこともできず、私におんぶされてじっと砂丘を眺めていた娘。今回は歓声を上げながら砂丘を駆け上がっていきました。 「大きくなったなー」と当たり前のことを思いながら、当たり前のことを心から嬉しく感じた一日でした。


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