栗拾い中の出会い
先日の栗拾いイベントでのこと。
実は、栗を拾いながら息子がノコギリクワガタを見つけていました。もう10月に入っていますが、まだ元気に活動している様子。しかも、長く野外で生きているわりには、あまり傷もなくきれいな個体でした。
ノコギリクワガタといえば、夏の昆虫というイメージがあります。地域によっても違いますが、6月ごろから現れ始め、7月ごろに最も多く見られます。その後、夏の終わりから秋にかけて、野外で見かける機会は少なくなっていきます。10月になっても出会えたのは、けっこう珍しいことだと思います。
栗の木にクワガタ

今回ノコギリクワガタがいたのは、栗拾いをしていたまさにその栗の木でした。
クワガタといえば、クヌギやコナラの木が代表的ですが、樹液が出る広葉樹なら結構いろんな木に寄って来ます。私も以前、柿の木でコクワガタを見つけたことがありました。
普段よく目にする木でも、思いがけずクワガタに出会えることがあります。クヌギやコナラ以外の木にも目を向けてみると、意外な発見があるかもしれません。
実感を伴った知識

息子は、秋に栗の木でノコギリクワガタに出会えたことに感動していました。
「クワガタって秋でもいる、栗の木でもいるって本で読んだけど、ほんとだった!」
そう言いながらしばらく観察した後、栗の木の枝にそっと戻してあげていました。
本やネットなどを通して、いろいろな知識はすぐに得ることができます。でも、実際に自分の目で確かめてみると、単なる知識が実感を伴うものに昇華していきます。
本に書いてあったことが、目の前の出来事とつながる。「本当にそうだった!」という実感が生まれると、もっと知りたい、他のことも確かめてみたいという動機付けとなります。これはとても大切なことです。
自然の中で遊んでいると、こうした機会がたくさんあります。栗を拾いながら、秋のノコギリクワガタとの出会いがあり、また一つ実感を伴う知識が増えました。


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