ヒキガエルとのお別れ

手足が生えたヒキガエルのオタマジャクシ 自然と暮らす

卵から育てる

以前ブログに書いた、

地域の自然観察イベントでいただいたヒキガエルの卵

その後、家で孵化したオタマジャクシを育てていました。

毎日のお世話は息子が担当。

水替えをしたり、餌をあげたりしながら成長を楽しみに観察していました。

小さいままカエルになる?

ヒキガエルのオタマジャクシ。まだ小さいが手足が生えている。
ヒキガエルのオタマジャクシ。1cm以下だが手足が生えている。

しばらくすると、オタマジャクシの尾の付け根に小さな足が。

さらに前足まで出てきて、少しずつカエルらしい姿になってきました。

驚いたのは、まだ体がとても小さいこと。

「カエルになるなら、もっと大きくなってからでは?」と思っていたのですが、

調べてみるとヒキガエルは数ミリ〜1cmにも満たないサイズで上陸するそうです。

ヒキガエルはかなり大きなカエルですが、オタマジャクシの期間は意外と短く、

かなり小さい状態でさっさとカエルになってしまうようです。

水が少ない環境でも短期間でカエルになって生き残れるように

進化した結果と考えられているとのこと。

カエルになると餌が変わる

オタマジャクシの間は植物食でレタスをよく食べていました。

しかし、カエルになると動く虫を食べるようになります。

まだとても小さいため、餌は小さな羽虫(ハエなど)が必要となり、

家で毎日用意するのは難しそうです。

息子と相談し、「ここから先は自然にお返ししよう」ということになりました。

元いた池へ帰す

「生きものを逃がすときは、別の場所ではなく、

元いた場所に逃がすこと。地域の遺伝的な多様性を大切に…」

そんな話をしながら、以前卵をいただいた自然公園へ向かいました。

スタッフさんに事情を説明すると、「よく頑張って育てたね」と

優しく声をかけてくださり、息子も嬉しそうでした。

許可をいただいて池まで入り、

オタマ達が入った容器を傾けながら「元気でね〜」と息子。

小さなオタマジャクシたちは元の住処へと帰っていきました。

卵から育てたことで生きもののお世話だけでなく、

自然観察のマナーについても親子で学ぶ良い機会になりました。

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